水虫の市販薬・塗り薬はたくさんあります。どんなに効果的な塗り薬を使用しても使い方次第で効果は変わってきます。
今回は水虫の塗り薬の効果を最大限に生かした使い方についてお話していきたいと思います。
ちなみに、水虫薬の選び方については『【薬剤師に聞いた】水虫におすすめな市販薬・塗り薬の選び方』で詳しくお話しています。
水虫薬の効果的な塗り方
まずは水虫薬の効果的な塗り方をお伝えします。その後、注意点をお伝えします。
患部だけでなく広めに塗る
水虫の塗り薬は患部だけではなく、その周辺まで広く塗るようにしましょう。理由は症状が出ている部分以外にも水虫の原因である白癬菌が潜んでいるからです。
具体的には、足の指の間に症状が出ている『趾間型』の水虫の場合は、足の指と足の裏の半分ぐらいまで塗りましょう。
次に、足の裏い水疱(水ぶくれ)が出来ている『小水疱型』の水虫の場合は、足の裏全体に塗ってください。
水虫3タイプの症状などの違いについては『水虫3種類【趾間・小水疱・角質増殖】の症状/塗り薬の効果の違い』でお話していますので、必要であればご確認ください。
また、水虫の症状は、片足にのみでる場合が多いのですが、症状がでていない方の足にも1週間に1回ぐらいは感染防止の為に薬を塗りましょう。
お風呂上りに塗ると効果がある
足の裏の皮膚は厚くできていますので、水虫薬を塗ってもなかなか白癬菌のいる深さまで薬が浸透しないケースもあります。
しかし、お風呂上りですと足の裏の角質層がふやけて柔らかくなっているので、水虫薬が最も浸透しやすく高い効果が発揮されます。
冬こそ水虫改善のチャンス
水虫は冬の間に治療すれば、簡単に白癬菌を退治することが出来るのです。
水虫の原因菌である白癬菌は高温多湿を好む習性から、冬は気温が低くて乾燥しているので活動が衰退します。しかし死ぬわけではないのです。冬眠のようなイメージです。
なので白癬菌の活動が衰退している冬の時期に、薬を付けて治療を進めることにより白癬菌に大きなダメージを与えることができます。
水虫の人は、夏につらい思いをして、冬になると治ったと思ってしまうケースが多いです。
「水虫」とGoogleで検索されている数と時期
こちらの過去5年間の検索結果を見ていただければ伝わるかと思いますが、温かくなってきた時期に水虫が再発していることがうかがえます。
白癬菌が衰退している冬に治療を進めるのが得策です。
治った後も塗り続けると再発しない
治った後でも水虫が再発するケースが結構あるのです。これには色々な理由が考えられますが、一つ言えることは、『水虫が治る前に落としたアカの中で白癬菌は生き続けているため』ってことです。
水虫の原因菌である白癬菌は、人が落としたアカの中でも条件が合えば1年以上生息しています。治ったのに再発する理由は、家の中が白癬菌に溢れているからってことが考えられます。
こういったことからも、治ってから4ヶ月ぐらいは水虫薬を塗り続けることをおすすめします。治ってから4ヶ月間再発防止の為に塗っていた人の中で、再発したってケースはまだ報告がないようです。
この様な再発防止のための塗り薬は、夏には週2~3回、冬には週1回ぐらいで大丈夫です。
市販薬・塗り薬の注意点
次に、塗り薬で水虫を治療する際の注意点もお話したいと思います。
かきむしった後に塗ってはダメ
「良薬は口に苦し」と勘違いして「しみる薬は水虫に効果あり」とは思わないでください。水虫薬を塗って、軽くしみる程度で刺激がすぐに治まるなら問題はありません。
しかし、水虫になるとかゆくてかきむしりたくなります。かきむしるとかゆみが一旦落ち着き、その時に薬を塗るとしみて効果があるように感じるでしょう。
水虫の治療で患部をかきむしっていいことは1つもありません。かきむしったことにより足に傷ができて薬を塗るとしみて、その後かぶれの原因にもなります。
ジクジクしている患部には塗らない方がよい
かきむしったわけでもないのに、皮膚がふやけたり水疱が破けてジクジクしたり、亀裂が入ったりすることがあります。
こういった患部にアルコール基剤の液体の塗り薬などは、しみますし皮膚炎を起こしやすいので避けるべきです。軽く皮がむけている程度であれば軟膏やクリームタイプのものを使用すれば治ります。
ジクジクただれたり、赤くはれて激しい痛みなどを伴う際には、病院に行きましょう。
塗り出して1週間経ってもかゆい場合
新しい水虫の市販薬・塗り薬であれば使用量を守って毎日ちゃんと塗っていれば1週間ぐらいで、かゆみなどの症状は軽くなってきます。
しかし、1週間以上塗っているのに全然かゆみが治まらないって時は、使っている薬が体に合わないでかぶれてしまっているって可能性も考えられます。
なら、他の水虫薬に変えればいい!
ってことでもありません。原因が水虫なのであればそれで問題ありませんが、こういった場合は水虫以外の似た病気の可能性もあります。もし、そうだった場合は水虫薬を変えても一向に症状は治まりません。
足の裏が固くなっている水虫の場合
足の裏が固くなっているタイプの水虫は角質増殖型の水虫であり、水虫になってから時間がたった方に多くみられる症状です。
足の裏が固くなっている状態は、角質がかなり厚くなっている状態なので、塗り薬では白癬菌まで成分が届かない可能性があります。
白癬菌まで薬の成分が届かないのであれば水虫は治りません。
新しい市販薬なら毎日塗り続けることにより治すことができますが、かなり硬くなっている場合にはイトラコナゾールやテルビナフィンを2ヶ月ほど飲む必要も出てきます。
飲み薬の場合は、体の内側から浸透してくので効き目がありますが、その分副作用も強いです。
爪水虫の場合/塗り薬の注意点は選び方
水虫は、角質増殖型の場合だと少し話が変わってきますが、殆どが新しい市販薬を選ぶことにより効果が見込めるケースが多いです。しかし、爪水虫の場合は少し話が変わってきます。
爪の内側に白癬菌が潜んでいる爪水虫の場合は、爪が邪魔になり薬の有効成分が届かないため【浸透力】がないと効果がありません。
どんなに白癬菌を死滅させる成分が入っていても、白癬菌まで成分が届かないのでは意味がありませんよね。角質増殖型の水虫に似ています。
こういったことから、浸透力に特化したジェルなどが販売されているので、爪水虫の場合はこういったものがおすすめです。
◆おすすめの爪水虫専用の対策ジェル◆
【クリアネイルショット ‐ CLEAR NAIL SHOT ‐ 】 爪水虫は水虫菌が爪の内部に浸食しているので、通常の水虫薬では有効成分が爪で止まってしまい幹部まで届きません。 【足専用】の市販薬と違い、クリアネイルショットは浸透力特化型のジェルで【爪専用】です。 爪の内部にいる水虫菌まで有効成分が素早く届くのが特徴で、使用者の81%が変化を感じています。 もし、効果を感じれなかった場合は【全額返金保証】があるので安心です。爪水虫の長い治療期間中に専門アドバイザーに相談し治療を進めれるので、リスクなく治療を進めれます。 |
最後に水虫・爪水虫の市販薬(塗り薬)で人気の高いものをいくつか紹介したいと思います。
水虫・爪水虫の市販薬・塗り薬・対策商品に関する情報
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種類が豊富なので自分に好みにあった使用ができます。
ダマリンは【クリーム・液体・アイススプレー・パウダースプレー】と4タイプの媒体での販売があります。
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